仙台でトレーニングコーチをしている市山です。
新人戦の時期になりましたね。運動部に所属している中学生や高校性の皆さんは、総体後の大会が行われているころだと思います。
新チームでの初めての試合、スターティングメンバ―としての初めての試合という人も多いのではないでしょうか?
緊張や不安から、試合前日にもかかわらず目一杯練習してしまうという人はいませんか?
今回は試合前日の練習の取り組み方についてご紹介したいと思います。
通常と同じ練習を行なう
試合前日や試合のある週は特別な練習や新しい練習は行なわず、普段行なっている通常の練習メニューにしましょう。
特別なことをやると、筋肉痛や身体に疲労が蓄積した状態になる恐れがあります。
練習時間を短くし、やりすぎない
試合前日の練習で大事なことは、練習時間を通常時よりも短くし、やりすぎないことです。
不安だったり練習中でうまくいかないことがあると、ついつい納得がいくまで練習をやりがちになります。その結果、身体への負荷が多くなり、試合までに疲労が抜けず十分なパフォーマンスができないという状況になってしまいます。
団体競技の選手は、全体練習の後に個人練習をする場合もあると思いますが、フォームや感覚を確認するくらいの軽めの練習にしましょう。
ウエイトトレーニングは基本やらない
試合前日のウエイトトレーニングは基本はやらないほうがいいです。
ハードなウエイトトレーニングは身体が回復するまでに時間がかかってしまいますので、前日に行なってしまうと体力が回復していない状態で臨むことになり、十分なパフォーマンスが発揮できません。
ウエイトトレーニングを行なう場合は、2日前までに行なうようにすると、負担がなく試合に臨めることができます。
選手の中には身体に多少の張り感があるほうが動きやすいという選手もいますが、その際は重さやセット数を減らして負荷を軽くして行なうようにしましょう。
イメージトレーニングを行なって早く寝る
試合の結果は、試合前までの準備でほぼ決まると言っても過言ではありません。
試合前日までに出来なかったことが、急に試合で出来るようになるというのは少ないです。
「今まで取り組んできたことが試合で発揮できる」という良いイメージをもって早めに寝るようにしましょう。
興奮して寝付けないという人は、ストレッチや音楽を聴くなど、リラックスできることを行なって興奮状態を鎮めるようにしてから寝ましょう。
まとめ
試合前日は不安や緊張を抱きやすいですが、特別なことを行なうのではなく、普段と同じ練習を短い時間で疲労がたまらない程度の負荷で行なうことが重要です。
また、ハードなウエイトトレーニングは強度が高いため、前日には行なわず、身体を調整するくらいのトレーニングに留めておきましょう。そして試合で良いパフォーマンスが発揮できるイメージを持って早めに寝るように心掛けてください。
大事なことは、試合当日の朝起きた際に身体に疲労が残っていない状態になっていることです。
Achievementでは試合前のコンディショニングや調整方法なども指導しています。
準備に不安があるという人は一度ご相談ください。
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